《微細加工研究所》へようこそ
オンデマンド配信のお知らせ
4月17日に開催したサイエンス&テクノロジーのセミナーについて、好評につきオンデマンド配信を行います。
ー史上最悪クラスの半導体市況の回復は錯覚?ー
―TSMC熊本工場もRapidusも製造するものがない?―
詳細は次のサイトをご参照ください
→ https://www.science-t.com/seminar/O240530.html
What's New
今週のお知らせ
New !! 【2024年7月11日】 講演
中日新聞主催の「中日懇話会」で、浜松のコンコルドホテルにて、『日本の半導体産業政策の是非を問う」というタイトルで講演しました。
New !! 【2024年7月11日】 メルマガ
『TSMC熊本の第1工場の実態 - TSMC熊本工場は持続可能でない - 』と題する有料メルマガを配信しました。
TSMC熊本工場内は「台湾」になっており、台湾人と日本人の間には「言葉の壁と技術の壁が」聳え立っているようです。そのため、台湾人は、日本人を「役立たずのポンコツ」扱いしている模様です。
New !! 【2024年7月11日】 EE Times Japan
EE Times Japaneに『半導体製造装置でも躍進する中国 日本はシェア低下を止められるのか』を寄稿しました。
日本の前工程装置産業の世界シェアは、米国、欧州抜抜かれて、とうとう3位に転落しました。日本半導体デバイス産業の二の舞になる危険性があります。
EE Times Japan
【2024年7月3日】 JBpress
日本ビジネスプレスに、『キヤノンが「半導体露光装置」出荷台数で大健闘』を寄稿しました。
半導体の露光装置では、オランダのASMLが売上高シェア94.2%を独占しており、ニコンもキヤノンも存在感はほとんどありません。
ところが、出荷台数に目を向けると、キヤノンがASMLの約30%に相当する露光装置を出荷しています。その内訳をみると、キヤノンはKrFで56台(AMSLの30%)、i線はASMLの2.4倍の131台も出荷しています。
半導体では、どれだけ先端であっても、EUVだけで製造できるわけではなく、ArF液浸、ArFドライ、KrF、i線を万遍なく使います。ここで、キヤノンは、敢えて先端のEUVやArFを捨てて、KrFとi線だけに注力した戦略をとっていると考えられます。そして、この戦略はとてもクレバーであると思います。
JBpress(Japan Business Press)
キヤノンが「半導体露光装置」出荷台数で大健闘、その戦略が“クレバー”である理由 「装置の帝王」から転落したニコンとの違いとは?
【2024年6月4日】 講演の予定と実績
第四刷
2023年4月20日に出版した『半導体有事』(文春新書)ですが、お陰様で第四刷。
第四版では一部、筆者の認識違いを修正しました。
お買い上げいただいた皆様、誠にありがとうございました。
朝日新聞インタビュー
朝日新聞(2023/11/24)のコラム『TSMCの衝撃④』に筆者のインタビューが掲載されました。朝日新聞によれば、大きな反響があったとのことです。
データマックス社 後編
データマックス社に寄稿した記事『日本が世界半導体産業ではたすべき役割とは 日本の製造装置のシェア低下が止まらない』の後編です。(2023/09/20)
https://www.data-max.co.jp/article/66443
ビデオニュース
「ビデオニュース」に出演しました。(2023/07/30)
テーマは『日本が半導体戦争に負けた理由と同じ過ちを何度も繰り返す理由』です。
次のサイトで、10分(無料)のダイジェスト版が視聴できます。
https://www.videonews.com/marugeki-talk/1164
キャノングローバル戦略研究所 動画
キャノングローバル戦略研究所の杉山大志氏が司会を務める動画に出演しました。(2023/07/10)
動画のサイトはこちらです。
→ https://cigs.canon/videos/20230710_7515.html
「東亜」
『東亜』という雑誌の2023年2月号に、「米国の半導体政策が世界にもたらす影響 - 厳しすぎる対中規制は台湾有事を誘発する - 」という記事を寄稿しました。
『東亜』の2月号は「半導体を巡る米中」をテーマに取り上げています。
日本、韓国、台湾、中国の4か国を「東アジア」と定義した場合、その東アジアが特徴的に強い産業が多数あります。それらを総合的にまとめた書籍が『東アジア優位産業』(中央経済社)です。
私は、「第13章 半導体 メモリメーカーの飛躍的成長と中国の台頭」を分担執筆しています。
著者割引で2割引きになるそうです。もし、ご所望の方がおられましたら、ご連絡ください。