《微細加工研究所》へようこそ
オンデマンド配信のお知らせ
2025年12月に行ったサイエンス&テクノロジー主催のセミナー『GAA覇権戦争とAIデータセンターの衝撃への羅針盤』のオンデマンド配信を開始しました。
配信は4月24日(金)までの予定です。
詳細は次のURLへ
→ https://www.science-t.com/seminar/O260136.html
What's New
今週のお知らせ
New !! 【2026年1月13日】 JBpress
中国のファーウエイが僅か3年でEUVの試作機をつくってしまった。その背景には、リバースエンジニアリング、元ASMLの技術者を高年俸でヘッドハンテイングしたこと、そして無尽蔵ともいえるR&D費があった。
まだ量産機に仕上るには時間がかかるが、圧倒的なカネとヒトを投入していることから、それは時間の問題かもしれない。
中国がEUVの量産機を立ち上げることにより、世界の勢力バランスが大きく変わることになるだろう、ということをJBPRESSに寄稿しました。
JBpress(Japan Business Press)
【2026年1月8日】 メルマガ
TSMCは2025年Q4に2nmの量産を開始した。しかし、今年2026年に最も稼ぐのは3nmだろう。その3nmにおいて、どのファブレスが、どれだけのウエハを確保するのか。
その推移を見ると、Apple向けが急速に減少し、NVIDIAとBroadcom向けが急拡大することが分かる。要するに「先端=Apple」の構図が崩壊し、先端はAI半導体が過半を占めるようになるということだ。
…ということを、今年初めのメルマガ『崩れた「最先端=Apple」神話 - TSMCの3nmから見える「需要の質的変化」- 』で論じました。
【2025年12月19日】 講演の実績
【2025年12月18日】 EE Times Japan
EE Times Japanに『EUV露光に残された課題 ペリクルの現在地と展望とは』を寄稿しました。
ペリクルとはレチクル(マスク)を保護する薄膜で、EUV露光装置用としては、カーボンナノチューブ(CNT)製が有望視されています。しかし、CNTは、露光装置内の水素ラジカルに削られてスカスカになってしまいます。水素ラジカルのアタックを防止するために、CNTに金属をコートする手法が考案されましたが、そうするとEUVの透過率が下がります。
要するに、CNTペリクルは、EUV光の透過率と寿命がトレードオフの関係にあります。その結果、EUVは300台以上出荷されていますが、未だ満足できる性能のペリクルは存在しません。EUVの未踏の技術となっています。
EE Times Japan
【2025年12月15日】 学術誌『表面と真空』
学術誌『表面と真空』(2025年12月号)に、拙著寄稿「先端Logic 半導体メーカー各社の2 nmの戦略と現在地 - 開発とは何か,量産とは何か,歩留まりとは何か - 」が掲載されました。
J-STAGEに登録すると(無料)、PDFをダウンロードすることができます。
→ https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja
Webの記事と違って、論文を書くのは大変でした。
【2025年11月27日】 メルマガ著者メッセージ
メルマガの著者メッセージを更新しました。
以下、その転載です。
いま世界では、半導体が単なる工業製品ではなく、国家の安全保障と経済力を規定する戦略資源として扱われている。AI、軍事、エネルギー、金融、通信──あらゆる領域の基盤を支えるのが先端半導体であり、各国はその製造能力を国内に確保するために、これまでにない規模の資金と制度を投入している。これは一時的なブームではなく、明確な潮流である。
こうした中、日本は長らく失われていた半導体製造基盤を再構築しようとしている。TSMCの熊本誘致、Rapidusによる2nmロジック量産への挑戦は、その象徴だ。しかし、これらは“やればできる”類の話ではない。半導体は、技術、人材、装置、材料、サプライチェーン、顧客基盤、地政学──あらゆる要素が高度に統合された産業であり、根拠のない楽観は、必ず失敗を招く。
過去の日本は、この産業の構造と変化の速度を読み違え、正しい政策判断を持続できなかった。結果として、世界の最前線から脱落した。この歴史を直視しなければ、同じ過ちを繰り返すだけである。TSMC熊本もRapidusも、成功する可能性は決してゼロではない。しかし、それを実現するには、これまでと比較にならないほど徹底した現実認識と、継続的な実行力が必要になる。それが欠ければ、国策はまた失敗する。
私は、半導体産業を内部から見続けてきた経験をもとに、事実だけを、冷静に、正確に、タイムリーに伝えることを自らの責務と考えている。表面だけを追っていては、本質には到達できない。企業戦略も国策も、成功と失敗を分けるのは、華やかな発表ではなく、現場が積み上げる現実である。この現実を理解することなしに、未来の議論を行うことはできない。
本メルマガでは、読者の判断に資するために、半導体産業の構造変化、各国の戦略、技術の進化、サプライチェーンの実相を、淡々と、しかし徹底的に分析していく。AI時代における産業競争は、もはや後追いでは成立しない。正しい情報と正しい認識だけが、未来の選択を可能にする。私はその一助となるべく、これからも筆を取っていく。
半導体や電機産業に携わるビジネスを理解するための一助として、また技術開発の方向性を見出すための手助けとし て、本メルマガをご活用頂ければ、著者としてこれに優る喜びはない。
第四刷
2023年4月20日に出版した『半導体有事』(文春新書)ですが、お陰様で第四刷。
第四版では一部、筆者の認識違いを修正しました。
お買い上げいただいた皆様、誠にありがとうございました。
朝日新聞インタビュー
朝日新聞(2023/11/24)のコラム『TSMCの衝撃④』に筆者のインタビューが掲載されました。朝日新聞によれば、大きな反響があったとのことです。
データマックス社 後編
データマックス社に寄稿した記事『日本が世界半導体産業ではたすべき役割とは 日本の製造装置のシェア低下が止まらない』の後編です。(2023/09/20)
https://www.data-max.co.jp/article/66443
ビデオニュース
「ビデオニュース」に出演しました。(2023/07/30)
テーマは『日本が半導体戦争に負けた理由と同じ過ちを何度も繰り返す理由』です。
次のサイトで、10分(無料)のダイジェスト版が視聴できます。
https://www.videonews.com/marugeki-talk/1164
キャノングローバル戦略研究所 動画
キャノングローバル戦略研究所の杉山大志氏が司会を務める動画に出演しました。(2023/07/10)
動画のサイトはこちらです。
→ https://cigs.canon/videos/20230710_7515.html
「東亜」
『東亜』という雑誌の2023年2月号に、「米国の半導体政策が世界にもたらす影響 - 厳しすぎる対中規制は台湾有事を誘発する - 」という記事を寄稿しました。
『東亜』の2月号は「半導体を巡る米中」をテーマに取り上げています。
日本、韓国、台湾、中国の4か国を「東アジア」と定義した場合、その東アジアが特徴的に強い産業が多数あります。それらを総合的にまとめた書籍が『東アジア優位産業』(中央経済社)です。
私は、「第13章 半導体 メモリメーカーの飛躍的成長と中国の台頭」を分担執筆しています。
著者割引で2割引きになるそうです。もし、ご所望の方がおられましたら、ご連絡ください。













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