《微細加工研究所》へようこそ

所長の湯之上隆(ゆのがみたかし)です。
 
半導体技術者と社会科学者の二つの経験を生かして、新聞や雑誌記事の執筆とコンサルタントを行っています。
 
半導体では、微細加工技術者として、16年間に渡り、研究、開発、量産、合弁会社、コンソーシアムのすべての組織に所属しました。
 
その後、5年間は大学で、技術者の視点から、半導体産業の社会科学研究を行いました。
 
趣味は、潜水回数2000本を超えるスクーバダイビング(インストラクター)と2013年から始めたヨガです。

 
  

 オンデマンド配信のお知らせ 

 

 
トランプ関税とDeepSeekショックに対する
世界半導体産業への羅針盤

― トランプ関税による半導体や電機産業へのインパクト ―
― DeepSeekは世界半導体産業に何をもたらすか ―
― 生成AIによる世界半導体市場とウエハ需要への影響―
― 最先端2nmロジック半導体を巡る攻防 ―

 
 詳細はこちらをご参照ください。
 → https://www.science-t.com/seminar/O250631.html


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新着情報

今週のお知らせ

Facebookより抜粋

 New !!  【2025年7月2日】 EE Times Japan

 
 私が連載記事を書いているEE Times Japanが20周年を迎えました。そして今年2025年は、以下の節目の年でもあります。
 

  • 1)電界効果トランジスタ(FET)が発明されてから100周年記念
  • 2)GAAが発表されてから約20年
  • 3)3次元スタック・トランジスタの動作から約20年

 
 この記念すべき2025年の6月に開催された半導体の国際学会VLSIシンポジウムでは、北京大学が「Flip FET」と名付けた驚くべきトランジスタを発表しました。半導体業界は次の100年に向けて進化を続けていきますが、「Flip FET」がその主役になる可能性もあります。
 
 詳しくは以下の記事をご参照ください。
 
湯之上隆のナノフォーカス(82)EE Times Japan20周年特別寄稿:講演会場が静まり返った 中国が生み出した衝撃のトランジスタ構造
 


 New !!  【2025年7月2日】 JBpress

 
 2nmのロジック半導体を量産すると発表したラピダスは、後工程も行い、AI半導体を超短TAT(Turn Around Time)でつくるという。しかし、それはまったく無理だ。
 
 例えば、AI半導体に必要不可欠な、DRAMを積層した広帯域メモリ(HBM)のリードタイムは約半年で、すぐに手に入らない。加えて、先端HBMのシェアを独占しているSK hynixでは、今年から来年にかけてHBMは完売状態となっている。
 
 ラピダスの超短TATは「絵に描いた餅」だろう。
 


【2025年6月19日】 メルマガ

 
 Samsungの調子がおかしい記事の第2弾『Samsungの半導体部門の変調(その2) - DRAMとNANDも不調 - 』です。
 
 DRAMの売上高シェアは、1992年以来初めて2位に転落しました。NANDではAIサーバーへの需要が高まっている4ビットセル(QLC)で、SKにもKIOXIAにもMicronにも負けています。
 
 一体、Samsungには何が起きているのでしょうか?
 

メールマガジン 内側から見た「半導体村」 今まで書けなかった業界秘話

 


【2025年5月22日】 講演の予定と実績

 
 講演の予定と実績を更新しました


中日新聞

 
 「中日懇話会」での講演が、7月12日の中日新聞に掲載されました。
 

 



第四刷
 
 2023年4月20日に出版した『半導体有事』(文春新書)ですが、お陰様で第四刷。
 
 第四版では一部、筆者の認識違いを修正しました。
 
 お買い上げいただいた皆様、誠にありがとうございました
 

 

朝日新聞インタビュー

 
 朝日新聞(2023/11/24)のコラム『TSMCの衝撃④』に筆者のインタビューが掲載されました。朝日新聞によれば、大きな反響があったとのことです。
 

 
 





ビデオニュース

 
 「ビデオニュース」に出演しました。(2023/07/30)
 
 テーマは『日本が半導体戦争に負けた理由と同じ過ちを何度も繰り返す理由』です。
 
 次のサイトで、10分(無料)のダイジェスト版が視聴できます。
 https://www.videonews.com/marugeki-talk/1164
 


キャノングローバル戦略研究所 動画

 
 キャノングローバル戦略研究所の杉山大志氏が司会を務める動画に出演しました。(2023/07/10)
 
 動画のサイトはこちらです。
 
 → https://cigs.canon/videos/20230710_7515.html
 


週刊プレイボーイ

 
 2023年5月29日に出版された『週刊プレイボーイ』の「”本”人襲撃」のコラムに、文春新書「半導体有事」のインタビュー記事が掲載されました。ご笑覧いただければ幸いです。
 




出演したテレビ東京の動画は、こちら

 

【豊島晋作】日本半導体産業、復活のシナリオとは!?
【セカイ経済】(2022年4月27日)


 
 

【豊島晋作】中国 VS アメリカ!?米中半導体戦争を徹底解説!!
【セカイ経済】(2022年4月19日)


 
 日本、韓国、台湾、中国の4か国を「東アジア」と定義した場合、その東アジアが特徴的に強い産業が多数あります。それらを総合的にまとめた書籍が『東アジア優位産業』(中央経済社)です。
 
 私は、「第13章 半導体 メモリメーカーの飛躍的成長と中国の台頭」を分担執筆しています。
 
 著者割引で2割引きになるそうです。もし、ご所望の方がおられましたら、ご連絡ください。