《微細加工研究所》へようこそ

所長の湯之上隆(ゆのがみたかし)です。
 
半導体技術者と社会科学者の二つの経験を生かして、新聞や雑誌記事の執筆とコンサルタントを行っています。
 
半導体では、微細加工技術者として、16年間に渡り、研究、開発、量産、合弁会社、コンソーシアムのすべての組織に所属しました。
 
その後、5年間は大学で、技術者の視点から、半導体産業の社会科学研究を行いました。
 
趣味は、潜水回数2000本を超えるスクーバダイビング(インストラクター)と2013年から始めたヨガです。

 
  

 ライブ配信対応セミナーのお知らせ 

 
 5月15日(木)にサイエンス&テクノロジー主催のセミナーを行います。
 

 
破壊的なトランプ関税とDeepSeekショックに震撼する
世界半導体産業への羅針盤
半導体産業を含む世界経済への打撃と自由貿易の終焉

― トランプ関税による半導体や電機産業へのインパクト ―
― DeepSeekは世界半導体産業に何をもたらすか ―
― 生成AIによる世界半導体市場とウエハ需要への影響(~2035年までの予測) ―
― 最先端2nmロジック半導体を巡る攻防 ―

 
 詳細はこちらをご参照ください。
 → https://www.science-t.com/seminar/A250515.html


What's New

新着情報

今週のお知らせ

Facebookより抜粋

 New !!  【2025年4月17日】 JBpress

 
 半導体の3大国際学会の一つ、VLSIシンポジウムで、中国からの投稿数と採択数が急増しています。
 
 この原因については、2014年から3回に渡って投じられた「国家IC基金」(合計14兆円規模)と半導体の自給率を大幅に向上させるための政策「中国製造2025」(2015年)が約10年の歳月を経て、ようやく実り始めてきたのではないかと思われます。
 
 要するに、一つの産業の競争力を向上させるための国家政策には、10年スパンの歳月がかかるということです。
 
 論文数が低迷している日本も、ラピダスを設立したからと言って、すぐに日本の競争力が上がるわけがないことが、中国のケーススタデイからも分かります。
 


【2025年5月8日】 メルマガ

 
 有料メルマガ『論文数が爆増したVLSIシンポジウム(その2) - その原因は中韓の大学の躍進 - 』を配信しました。
 
 VLSIシンポジウムの論文数が爆増していますが、その原因は、中国と韓国(特に中国)の大学からの論文が劇的に増えていることが分かりました。1980年代に日米が創立したVLSIシンポジウムですが、その主役は明らかに中国と韓国に移行しています。米国は土俵際で踏みとどまっていますが、日本の存在感は消滅してしまいました。
 

メールマガジン 内側から見た「半導体村」 今まで書けなかった業界秘話

 


【2025年4月10日】 Live配信対応セミナー、内容変更のお知らせ

 
 サイエンス&テクノロジーのセミナーについて、タイトル、要旨、目次を全て作り変えました。
 
 トランプ大統領による狂気的な関税によって、世界半導体&電機産業はどうなるのか? 5月15日に行うサイエンス&テクノロジーのセミナーでは、この問題について論じます。


【2025年4月8日】 EE Times Japan

 
 過去2回のEE Times Japanの記事は不評でした。そこで、汚名を返上すべく、2035年までの各種半導体ウエハの需要を予測してみました。
 
 その結果、①2035年には、「サーバー、データセンタ&ストレージ用半導体」が全体の約半分を占めること、②DRAMのウエハ需要は月産170万枚から330万枚に増大する一方、NANDのウエハ需要は月産170万枚から210万までしか増えない予測を導きました。
 
 今度こそ、「分かりにくい」とは言われないと思うのだけれど。さてどうでしょうか?
 


【2025年3月7日】 講演予定

 
 講演の予定を更新しました


中日新聞

 
 「中日懇話会」での講演が、7月12日の中日新聞に掲載されました。
 

 



第四刷
 
 2023年4月20日に出版した『半導体有事』(文春新書)ですが、お陰様で第四刷。
 
 第四版では一部、筆者の認識違いを修正しました。
 
 お買い上げいただいた皆様、誠にありがとうございました
 

 

朝日新聞インタビュー

 
 朝日新聞(2023/11/24)のコラム『TSMCの衝撃④』に筆者のインタビューが掲載されました。朝日新聞によれば、大きな反響があったとのことです。
 

 
 





ビデオニュース

 
 「ビデオニュース」に出演しました。(2023/07/30)
 
 テーマは『日本が半導体戦争に負けた理由と同じ過ちを何度も繰り返す理由』です。
 
 次のサイトで、10分(無料)のダイジェスト版が視聴できます。
 https://www.videonews.com/marugeki-talk/1164
 


キャノングローバル戦略研究所 動画

 
 キャノングローバル戦略研究所の杉山大志氏が司会を務める動画に出演しました。(2023/07/10)
 
 動画のサイトはこちらです。
 
 → https://cigs.canon/videos/20230710_7515.html
 


週刊プレイボーイ

 
 2023年5月29日に出版された『週刊プレイボーイ』の「”本”人襲撃」のコラムに、文春新書「半導体有事」のインタビュー記事が掲載されました。ご笑覧いただければ幸いです。
 




出演したテレビ東京の動画は、こちら

 

【豊島晋作】日本半導体産業、復活のシナリオとは!?
【セカイ経済】(2022年4月27日)


 
 

【豊島晋作】中国 VS アメリカ!?米中半導体戦争を徹底解説!!
【セカイ経済】(2022年4月19日)


 
 日本、韓国、台湾、中国の4か国を「東アジア」と定義した場合、その東アジアが特徴的に強い産業が多数あります。それらを総合的にまとめた書籍が『東アジア優位産業』(中央経済社)です。
 
 私は、「第13章 半導体 メモリメーカーの飛躍的成長と中国の台頭」を分担執筆しています。
 
 著者割引で2割引きになるそうです。もし、ご所望の方がおられましたら、ご連絡ください。