《微細加工研究所》へようこそ

所長の湯之上隆(ゆのがみたかし)です。
 
半導体技術者と社会科学者の二つの経験を生かして、新聞や雑誌記事の執筆とコンサルタントを行っています。
 
半導体では、微細加工技術者として、16年間に渡り、研究、開発、量産、合弁会社、コンソーシアムのすべての組織に所属しました。
 
その後、5年間は大学で、技術者の視点から、半導体産業の社会科学研究を行いました。
 
趣味は、潜水回数2000本を超えるスクーバダイビング(インストラクター)と2013年から始めたヨガです。

 
  

 サイエンス&テクノロジー主催のセミナー開催のお知らせ 

 
 12月10日(火)13:00~16:30、ライブ配信対応のセミナーを開催します。 
 

 
 
23-24年のNVIDIAの“GPU祭り”は序章に過ぎない
これから訪れる本格的な生成AIブームとその羅針盤
― サーバー、AIサーバー、ハイエンドAIサーバーの出荷状況 ―
― 生成AIの波に乗り損ねて企業存亡の危機に直面しているIntel ―
― 4度目のIPOを目指す「オオカミ少年」キオクシアの厳しい現状 ―

 
 本セミナーは会場受講とLive配信のハイブリッドで開催し、セミナー終了後にはアーカイブ配信も行います。
 
 詳細は次のサイトをご参照ください
 → https://www.science-t.com/seminar/A241210.html


What's New

新着情報

今週のお知らせ

Facebookより抜粋

 New !!  【2024年10月15日】 JBpress

 
 日本はファウンドリーのTSMCを熊本に誘致しましたが、そこに生産委託する設計ファブレスが5社位しかない上に、後工程メーカー(OSAT)もほぼ無い状態です。つまり、日本半導体産業は「いびつ」です。
 
 それに比べて半導体新興諸国のベトナムは、2030年までの目標を、ファブレス100社、ファウンドリー1社、OSAT10社としています。半導体産業をよく理解した、バランスが取れた優れた政策です。
 
 なぜ日本は、こういう政策を立案できないのでしょうか?
 


【2024年10月10日】 メルマガ

 
 『日本半導体産業の最大の弱点は設計 - 熊本県菊陽町の観光 - 』と題する有料メルマガを配信しました。
 
 日本の欠点はさておき、熊本県菊陽町のテクノリサーチパークをタクシーでぐるぐる回ってもらいました。この小観光で分かったことは、地元住民はTSMCの熊本進出を歓迎していない、ということです。TSMC熊本工場は、地元住民の犠牲の上に成り立っている、と感じました。
 

メールマガジン 内側から見た「半導体村」 今まで書けなかった業界秘話

 


【2024年10月2日】 EE Times Japan

 
 EE Times Japanに、『NVIDIAの「GPU祭り」はまだ序章? 生成AIブームは止まらない』を寄稿しました。
 
 ChatGPTクラスの生成AIの開発と稼働には、NVIDIAの「H100」などHBMが搭載されたAI半導体が最低4個内蔵された「ハイエンドAIサーバー」が3万基も必要です。
 
 ところが、2024年時点でも、サーバー全体の出荷台数に占める「ハイエンドAIサーバー」の割合は、たったの3.9%しかありません。つまり、GoogleやAmazonなどのクラウドメーカーの需要は全然満たされていません。
 
 したがって、本格的な生成AIブームはこれから到来します。これまでのNVIDIAの”GPU祭り”は前夜祭に過ぎなかったということです。
 


【2024年9月27日】 講演の予定と実績

 
 講演の予定と実績を、更新しました


中日新聞

 
 「中日懇話会」での講演が、7月12日の中日新聞に掲載されました。
 

 



第四刷
 
 2023年4月20日に出版した『半導体有事』(文春新書)ですが、お陰様で第四刷。
 
 第四版では一部、筆者の認識違いを修正しました。
 
 お買い上げいただいた皆様、誠にありがとうございました
 

 

朝日新聞インタビュー

 
 朝日新聞(2023/11/24)のコラム『TSMCの衝撃④』に筆者のインタビューが掲載されました。朝日新聞によれば、大きな反響があったとのことです。
 

 
 





ビデオニュース

 
 「ビデオニュース」に出演しました。(2023/07/30)
 
 テーマは『日本が半導体戦争に負けた理由と同じ過ちを何度も繰り返す理由』です。
 
 次のサイトで、10分(無料)のダイジェスト版が視聴できます。
 https://www.videonews.com/marugeki-talk/1164
 


キャノングローバル戦略研究所 動画

 
 キャノングローバル戦略研究所の杉山大志氏が司会を務める動画に出演しました。(2023/07/10)
 
 動画のサイトはこちらです。
 
 → https://cigs.canon/videos/20230710_7515.html
 


週刊プレイボーイ

 
 2023年5月29日に出版された『週刊プレイボーイ』の「”本”人襲撃」のコラムに、文春新書「半導体有事」のインタビュー記事が掲載されました。ご笑覧いただければ幸いです。
 




出演したテレビ東京の動画は、こちら

 

【豊島晋作】日本半導体産業、復活のシナリオとは!?
【セカイ経済】(2022年4月27日)


 
 

【豊島晋作】中国 VS アメリカ!?米中半導体戦争を徹底解説!!
【セカイ経済】(2022年4月19日)


 
 日本、韓国、台湾、中国の4か国を「東アジア」と定義した場合、その東アジアが特徴的に強い産業が多数あります。それらを総合的にまとめた書籍が『東アジア優位産業』(中央経済社)です。
 
 私は、「第13章 半導体 メモリメーカーの飛躍的成長と中国の台頭」を分担執筆しています。
 
 著者割引で2割引きになるそうです。もし、ご所望の方がおられましたら、ご連絡ください。