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オンデマンド配信のお知らせ
世界半導体産業への羅針盤
― トランプ関税による半導体や電機産業へのインパクト ―
― DeepSeekは世界半導体産業に何をもたらすか ―
― 生成AIによる世界半導体市場とウエハ需要への影響―
― 最先端2nmロジック半導体を巡る攻防 ―
詳細はこちらをご参照ください。
→ https://www.science-t.com/seminar/O250631.html
What's New
今週のお知らせ
New !! 【2025年7月2日】 EE Times Japan
私が連載記事を書いているEE Times Japanが20周年を迎えました。そして今年2025年は、以下の節目の年でもあります。
- 1)電界効果トランジスタ(FET)が発明されてから100周年記念
- 2)GAAが発表されてから約20年
- 3)3次元スタック・トランジスタの動作から約20年
この記念すべき2025年の6月に開催された半導体の国際学会VLSIシンポジウムでは、北京大学が「Flip FET」と名付けた驚くべきトランジスタを発表しました。半導体業界は次の100年に向けて進化を続けていきますが、「Flip FET」がその主役になる可能性もあります。
詳しくは以下の記事をご参照ください。
湯之上隆のナノフォーカス(82)EE Times Japan20周年特別寄稿:講演会場が静まり返った 中国が生み出した衝撃のトランジスタ構造
New !! 【2025年7月2日】 JBpress
2nmのロジック半導体を量産すると発表したラピダスは、後工程も行い、AI半導体を超短TAT(Turn Around Time)でつくるという。しかし、それはまったく無理だ。
例えば、AI半導体に必要不可欠な、DRAMを積層した広帯域メモリ(HBM)のリードタイムは約半年で、すぐに手に入らない。加えて、先端HBMのシェアを独占しているSK hynixでは、今年から来年にかけてHBMは完売状態となっている。
ラピダスの超短TATは「絵に描いた餅」だろう。
JBpress(Japan Business Press)
【2025年6月19日】 メルマガ
Samsungの調子がおかしい記事の第2弾『Samsungの半導体部門の変調(その2) - DRAMとNANDも不調 - 』です。
DRAMの売上高シェアは、1992年以来初めて2位に転落しました。NANDではAIサーバーへの需要が高まっている4ビットセル(QLC)で、SKにもKIOXIAにもMicronにも負けています。
一体、Samsungには何が起きているのでしょうか?
【2025年5月22日】 講演の予定と実績
第四刷
2023年4月20日に出版した『半導体有事』(文春新書)ですが、お陰様で第四刷。
第四版では一部、筆者の認識違いを修正しました。
お買い上げいただいた皆様、誠にありがとうございました。
朝日新聞インタビュー
朝日新聞(2023/11/24)のコラム『TSMCの衝撃④』に筆者のインタビューが掲載されました。朝日新聞によれば、大きな反響があったとのことです。

データマックス社 後編
データマックス社に寄稿した記事『日本が世界半導体産業ではたすべき役割とは 日本の製造装置のシェア低下が止まらない』の後編です。(2023/09/20)
https://www.data-max.co.jp/article/66443
ビデオニュース
「ビデオニュース」に出演しました。(2023/07/30)
テーマは『日本が半導体戦争に負けた理由と同じ過ちを何度も繰り返す理由』です。
次のサイトで、10分(無料)のダイジェスト版が視聴できます。
https://www.videonews.com/marugeki-talk/1164
キャノングローバル戦略研究所 動画
キャノングローバル戦略研究所の杉山大志氏が司会を務める動画に出演しました。(2023/07/10)
動画のサイトはこちらです。
→ https://cigs.canon/videos/20230710_7515.html
「東亜」
『東亜』という雑誌の2023年2月号に、「米国の半導体政策が世界にもたらす影響 - 厳しすぎる対中規制は台湾有事を誘発する - 」という記事を寄稿しました。
『東亜』の2月号は「半導体を巡る米中」をテーマに取り上げています。
日本、韓国、台湾、中国の4か国を「東アジア」と定義した場合、その東アジアが特徴的に強い産業が多数あります。それらを総合的にまとめた書籍が『東アジア優位産業』(中央経済社)です。
私は、「第13章 半導体 メモリメーカーの飛躍的成長と中国の台頭」を分担執筆しています。
著者割引で2割引きになるそうです。もし、ご所望の方がおられましたら、ご連絡ください。