《微細加工研究所》へようこそ

所長の湯之上隆(ゆのがみたかし)です。
 
半導体技術者と社会科学者の二つの経験を生かして、新聞や雑誌記事の執筆とコンサルタントを行っています。
 
半導体では、微細加工技術者として、16年間に渡り、研究、開発、量産、合弁会社、コンソーシアムのすべての組織に所属しました。
 
その後、5年間は大学で、技術者の視点から、半導体産業の社会科学研究を行いました。
 
趣味は、潜水回数2000本を超えるスクーバダイビング(インストラクター)と2013年から始めたヨガです。

 
  

What's New

新着情報

今週のお知らせ

Facebookより抜粋

 New !!  【2023年11月30日】 メルマガ

 
 『経営統合に失敗したキオクシアはどうなる?』と題する有料メルマガを配信しました。
 
 キオクシアは東芝から売却されるときに6000億円の負債を背負わされました。また、キオクシアになってからの通算で4185億円の赤字となりました。加えて、設備投資に9400億円支出しています。
 
 となると、キオクシアの負債は1.8兆円超と計算されます。
 
 キオクシアはWDとの経営統合に失敗したため、銀行団からの1.9兆円の融資が幻になってしまいました。
 
 キオクシアの財務事情は相当逼迫していると予想されますが、一体どうなるのだろうか?
 

メールマガジン 内側から見た「半導体村」 今まで書けなかった業界秘話

 


【2023年11月27日】 朝日新聞インタビュー

 
 朝日新聞11月24日のコラム『TSMCの衝撃④』に筆者のインタビューが掲載されました。朝日新聞によれば、大きな反響があったとのことです。
 

 
 

【2023年11月14日】 講演の予定と実績

 
 講演の予定と実績を更新しました
 
 → https://yunogami.net/achievement/lecture.html



【2023年11月8日】 JBpress

 
 日本ビジネスプレスに、『キオクシアとWDの経営統合ならず、首を縦に振らなかったSKハイニックスの思惑』を寄稿しました。
 
 キオクシアに間接出資しているSK hynixの野望はキオクシアを買収することにあります。そのため、キオクシアとWDの統合を容認できなかったのだと思います。
 
 一方、WDはキオクシアと統合し、さらに米国としては、WD+キオクシア+Micronの統合を考えていたのではないか、と推測しました。
 
 NANDメーカーの再編はこれで終わりではなく、今後も何かが起きると思います。


【2023年11月6日】 EE Times Japan

 
 EE Times Japanに「TSMCのウエハー出荷数に異変? 暗雲が立ち込める熊本工場の行く末」を寄稿しました。
 
 TSMCは7nm以降を先端ノードと定義しています。2018年以降、7nmと5nmがTSMCの成長を牽引してききましたが、7nmが2022年Q3でピークアウトし、半減しています。このままいくと、7nmは消えるノードになるかもしれません。
 
 TSMC熊本では、7nmの改良版の6nmの第2工場が建設されるようですが、もしかしたら(6nmを含む)7nmはつくるものがないかも知れません。TSMC熊本工場の行く末に暗雲が立ち込めてきたように思います。
 



【2023年10月23日】 ビジネスジャーナル

 
 キオクシアとウエスタンデジタルが経営統合するようですが、この統合は実現しないと思います、という記事をビジネスジャーナルに寄稿しました。
 
 https://biz-journal.jp/2023/10/post_360824.html
 




ビデオニュース

 
 「ビデオニュース」に出演しました。(2023/07/30)
 
 テーマは『日本が半導体戦争に負けた理由と同じ過ちを何度も繰り返す理由』です。
 
 次のサイトで、10分(無料)のダイジェスト版が視聴できます。
 https://www.videonews.com/marugeki-talk/1164
 


『半導体有事』の第3刷が決まりました。お買い上げいただいた皆様、どうもありがとうございました!
 

 


キャノングローバル戦略研究所 動画

 
 キャノングローバル戦略研究所の杉山大志氏が司会を務める動画に出演しました。(2023/07/10)
 
 動画のサイトはこちらです。
 
 → https://cigs.canon/videos/20230710_7515.html
 


週刊プレイボーイ

 
 2023年5月29日に出版された『週刊プレイボーイ』の「”本”人襲撃」のコラムに、文春新書「半導体有事」のインタビュー記事が掲載されました。ご笑覧いただければ幸いです。
 




出演したテレビ東京の動画は、こちら

 

【豊島晋作】日本半導体産業、復活のシナリオとは!?
【セカイ経済】(2022年4月27日)


 
 

【豊島晋作】中国 VS アメリカ!?米中半導体戦争を徹底解説!!
【セカイ経済】(2022年4月19日)


 
 日本、韓国、台湾、中国の4か国を「東アジア」と定義した場合、その東アジアが特徴的に強い産業が多数あります。それらを総合的にまとめた書籍が『東アジア優位産業』(中央経済社)です。
 
 私は、「第13章 半導体 メモリメーカーの飛躍的成長と中国の台頭」を分担執筆しています。
 
 著者割引で2割引きになるそうです。もし、ご所望の方がおられましたら、ご連絡ください。