《微細加工研究所》へようこそ

所長の湯之上隆(ゆのがみたかし)です。
 
半導体技術者と社会科学者の二つの経験を生かして、新聞や雑誌記事の執筆とコンサルタントを行っています。
 
半導体では、微細加工技術者として、16年間に渡り、研究、開発、量産、合弁会社、コンソーシアムのすべての組織に所属しました。
 
その後、5年間は大学で、技術者の視点から、半導体産業の社会科学研究を行いました。
 
趣味は、潜水回数2000本を超えるスクーバダイビング(インストラクター)と2013年から始めたヨガです。

 
  

 

 オンデマンド配信のお知らせ 

 
 2022年12月9日にサイエンス&テクノロジー主催のセミナーを開催しました。お陰様で好評でした。そこで、オンデマンド配信をすることになりました。

 

 
 2023年3月末日まで申込できます。詳細は以下のサイトをご参照ください。
 → https://www.science-t.com/seminar/O221236.html

 

What's New

新着情報

今週のお知らせ

Facebookより抜粋

 New !!  【2023年3月24日】 講演実績

 
講演の実績を更新しました。
 

メールマガジン 内側から見た「半導体村」 今まで書けなかった業界秘話

 


【2023年3月6日】 JBpress

 
 JBpressに『ワケありだった中国工場、インテルは韓国SKハイニックスにババを掴ませたのか』を寄稿しました。
 
 韓国のSamaungとSK hynixが窮地に陥っています。
 
 第一は、コロナ特需の終焉によって大不況に突入したことです。
 
 第二は、米国の半導体政策によって、SamsungとSK hynixが中国のメモリ工場に投資できなくなったことです。メモリは2年で1世代、先端を進めていますから、メモリメーカーに「投資するな」ということは「死ね」と言ったに等しいことです。
 
 加えて悲惨なのは、SK hynixがIntelの中国大連工場を買収したことです。この買収の後、中国工場には先端投資ができないという米国の規制が発表されましたが、Intelはそれが事前に分かったために中国大連工場を売り払ったのではないでしょうか?
 
 その結果、SK hynixはババをつかまされたことになりました。大不況といい、米国の政策といい、SK hynixにとっては踏んだり蹴ったりの事態でしょう。
 


【2023年3月1日】 ビジネスジャーナル

 
 ビジネスジャーナルに『半導体業界の覇者インテルが存亡の危機に陥った理由…微細化に失敗しAMDに敗北』を寄稿しました。
 
 半導体不況は過去最悪レベルになりました。
 
 その結果、インテルが企業存亡の危機に陥っています。一歩間違えれば経営破綻もないとは言えません。それほど事態は深刻です。
 


【2023年2月20日】 EE Times Japan

 
 EE Times Japanに、『いつまでたってもクルマが買えない ~ 今後絶望的に車載半導体不足が続く』を寄稿しました。
 
 EV化と自動運転化の普及により、車載半導体は、レガシーなパワー&アナログが今後絶望的に不足します。いつまでたっても、車載半導体不足は解消しません。
 

 

【2023年2月6日】 東亜

 
 『東亜』という雑誌の2023年2月号に、「米国の半導体政策が世界にもたらす影響 - 厳しすぎる対中規制は台湾有事を誘発する - 」という記事を寄稿しました。
 
 『東亜』の2月号は「半導体を巡る米中」をテーマに取り上げています。
 



出演したテレビ東京の動画は、こちら

 

【豊島晋作】日本半導体産業、復活のシナリオとは!?
【セカイ経済】(2022年4月27日)


 
 

【豊島晋作】中国 VS アメリカ!?米中半導体戦争を徹底解説!!
【セカイ経済】(2022年4月19日)


拙著記事案内

 
 「文藝春秋オピニオン2022年の論点100」という雑誌に、拙著記事『半導体不足にあえぐ自動車メーカーの敵』が掲載されました。
 
 紙の本なのでWebで読むことはできないのですが、書店に行かれましたら、ぱらぱらと見て頂ければ幸いです。
 


 
 日本、韓国、台湾、中国の4か国を「東アジア」と定義した場合、その東アジアが特徴的に強い産業が多数あります。それらを総合的にまとめた書籍が『東アジア優位産業』(中央経済社)です。
 
 私は、「第13章 半導体 メモリメーカーの飛躍的成長と中国の台頭」を分担執筆しています。
 
 著者割引で2割引きになるそうです。もし、ご所望の方がおられましたら、ご連絡ください。