《微細加工研究所》へようこそ

所長の湯之上隆(ゆのがみたかし)です。
 
半導体技術者と社会科学者の二つの経験を生かして、新聞や雑誌記事の執筆とコンサルタントを行っています。
 
半導体では、微細加工技術者として、16年間に渡り、研究、開発、量産、合弁会社、コンソーシアムのすべての組織に所属しました。
 
その後、5年間は大学で、技術者の視点から、半導体産業の社会科学研究を行いました。
 
趣味は、潜水回数2000本を超えるスクーバダイビング(インストラクター)と2013年から始めたヨガです。

 
  

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新着情報

今週のお知らせ

Facebookより抜粋

 NEW !! 【2022年9月30日】 ビジネスジャーナル

 
 ビジネスジャーナルに『米国CHIPS法等の中国規制厳格化で、日本・韓国の半導体関連メーカーが「死ぬ」?』を寄稿しました。
 
 例えばテキサスにFoundryを建設しようとしてるSamsungがCHIPS法による補助金を受け取ってしまうと、中国西安工場(NAND)に向こう10年先の先端投資も新増設投資もできなくなります。中国無錫工場(DRAM)と大連工場(NAND)でメモリを生産しているSK hynixも同様です。
 
 米国はそれだけでなく、16nm以降のAMAT、Lam、KLAの装置の輸出を禁止し、加えてArF液浸の輸出も禁止しようとしています。このように、韓国にある工場への装置の導入を禁止すると、それは全ての装置に波及し、やがて半導体材料ビジネスを消滅さえることになります。
 
 この背景には、ロシアの軍事侵攻とともに、中国からロシアへ輸出される半導体(ロジック+メモリ)が急拡大していることにあります。
 
 しかしこれは明らかにやりすぎではないか、と個人的には思っています。
 


【2022年9月22日】 メルマガ

 
 『企業の競争力とは何か? - 半導体の材料メーカーが競争力を向上させる方法(中編)- 』と題する有料メルマガを配信しました。
 
 企業の競争力は「ある企業が提供する個別製品あるいは製品群が、既存の顧客を満足(satisfy)させ、かつ、潜在的な顧客を購買へと誘引(attract)する力」と定義できます。
 
 この定義に従って、ドライエッチング装置におけるLamの競争力、および露光装置におけるASMLの競争力を論じました。

メールマガジン 内側から見た「半導体村」 今まで書けなかった業界秘話

 


【2022年9月20日】 EE Times Japan

 
 EE Times Japanに『コロナ特需の終焉 ~ その兆候は2021年7月に現れていた』を寄稿しました。
 
 今年2022年中旬に半導体市況が急変し、半導体不況になることは避けられないと言われています。
 
 しかし、半導体の出荷額も出荷個数も、昨年2021年後半に既にピークアウトしていました。また、出荷個数の対前年成長率は2021年7月にピークアウトしていました。
 
 つまり、2020年から2021年にかけての半導体市場の急拡大は「コロナ特需」と言うべき一現象だったと言えます。そして、その特需は2021年7月に、既に終焉していたのです。
 
 今後は、半導体の出荷個数とその成長率を観察することにより、逸早く不況の兆候を捉えることができると提案しました。
 


【2022年9月3日】 JBpress

 
 経産省が「日米で2024年までに2nmの半導体を共同開発し、2025年から日本で量産する」というようなことを発表していますが、正気の沙汰とは思えません。
 
 リトルリーグの野球少年が3年後にメジャーリーグで大谷翔平のように2刀流で活躍する、と言っているほど有り得ない政策です。
 
 第一、現在受注残が100台超もあり奪い合いになっているEUVを2年以内に入手して、使いこなす必要がありますが、無理でしょう。
 
 「2025年に2nm量産」は噴飯物の政策です。
 




出演したテレビ東京の動画は、こちら

 

【豊島晋作】日本半導体産業、復活のシナリオとは!?
【セカイ経済】(2022年4月27日)


 
 

【豊島晋作】中国 VS アメリカ!?米中半導体戦争を徹底解説!!
【セカイ経済】(2022年4月19日)


拙著記事案内

 
 「文藝春秋オピニオン2022年の論点100」という雑誌に、拙著記事『半導体不足にあえぐ自動車メーカーの敵』が掲載されました。
 
 紙の本なのでWebで読むことはできないのですが、書店に行かれましたら、ぱらぱらと見て頂ければ幸いです。
 


 
 日本、韓国、台湾、中国の4か国を「東アジア」と定義した場合、その東アジアが特徴的に強い産業が多数あります。それらを総合的にまとめた書籍が『東アジア優位産業』(中央経済社)です。
 
 私は、「第13章 半導体 メモリメーカーの飛躍的成長と中国の台頭」を分担執筆しています。
 
 著者割引で2割引きになるそうです。もし、ご所望の方がおられましたら、ご連絡ください。