《微細加工研究所》へようこそ

所長の湯之上隆(ゆのがみたかし)です。
 
半導体技術者と社会科学者の二つの経験を生かして、新聞や雑誌記事の執筆とコンサルタントを行っています。
 
半導体では、微細加工技術者として、16年間に渡り、研究、開発、量産、合弁会社、コンソーシアムのすべての組織に所属しました。
 
その後、5年間は大学で、技術者の視点から、半導体産業の社会科学研究を行いました。
 
趣味は、潜水回数2000本を超えるスクーバダイビング(インストラクター)と2013年から始めたヨガです。

 
  

 

 出版のお知らせ 

 
 文春新書『半導体有事』 発売日 2023年4月20日
 

 詳細はこちら

  → https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166613458

 

What's New

新着情報

今週のお知らせ

Facebookより抜粋

 New!!  【2023年6月6日】 週プレNEWS

 
 週刊プレイボーイのインタビュー記事が『週プレNEWS』にも掲載されました。

 

 New!!  【2023年6月5日】 週刊プレイボーイ

 
 5月29日に出版された『週刊プレイボーイ』の「”本”人襲撃」のコラムに、文春新書「半導体有事」のインタビュー記事が掲載されました。ご笑覧いただければ幸いです。
 


【2023年5月28日】 ビジネスジャーナル

 
 ビジネスジャーナルに、『日本政府は巨額助成金を投入…「日本の半導体産業が復活」が妄想だといえる根拠』を寄稿しました。
 
 日本では半導体が脚光を浴びています。その中で、「日本半導体産業が復活する」という主張を頻繁に見聞きします。
 
 しかし、これには大きな違和感があります。
 
 というのは、現在、日本が注力しようとしているのは主に先端ロジック半導体ですが、ロジックが強かった時代は過去にないからです。
 
 1980年代に日本はDRAMで世界シェア80%を独占しましたが、ロジックは強くなかった。
 
 したがって、現在起きている現象を正確に言えば、「日本半導体産業の復活」ではなく、「ロジックへの新たな挑戦」です。しかも、ラピダスのそれは「無謀な挑戦」と言えるでしょう。
 
 ということを記事にしました。
 


メールマガジン 内側から見た「半導体村」 今まで書けなかった業界秘話

 


 New!!  【2023年5月24日】 EE Times Japan

 
 EE Times Japanに、『投稿論文が激増した「VLSIシンポジウム2023」、シンガポール国立大が台頭』を寄稿しました。
 
 VLSIシンポジウム2023年で、デバイス分野のTechnologyと設計分野のCircuitsの採択論文数の機関別ランキングを集計してみました。
 
 輝ける第1位は、欧州imecでもなく、SamsungやTSMCでもありませんでした。
 
 何と、シンガポール国立大学が、1位になりました。
 
 6月11日から京都で開催される本会議で、シンガポール国立大学の競争力の源泉を探りたいと思います。
 


【2023年5月17日】 プレジデントオンライン②

 
 プレジデントオンラインに文春新書『半導体有事』の抜粋・第2弾が掲載されました。
 

6170億円の税金投入はまたムダになるだけ…半導体技術者が「経産省の半導体支援」に疑問を呈するワケ
経産省の診断と処方箋は、今回も間違っている

【2023年5月17日】 プレジデントオンライン①

 
 プレジデントオンラインに、文春新書『半導体有事』の抜粋が掲載されました。

経産省が出てきた時点でアウト…日立の元技術者が「日本の半導体の凋落原因」として国会で陳述したこと
「技術で勝って、ビジネスで負けた」は大間違い


【2023年5月15日】 文春オンライン②

 
 文春オンラインの二つ目として、『日本政府が「補助金2600億円」注入へ…半導体の新会社「ラピダス」の試みが“どう考えても不可能”だと思うワケ』が掲載されました。
 

【2023年5月15日】 文春オンライン①

 
 文春オンラインに、『半導体有事』の抜粋として、『「60兆円企業を一代で築いた男の半生とは…TSMC創業者モリス・チャン「54歳の転機」』が掲載されました。
 




出演したテレビ東京の動画は、こちら

 

【豊島晋作】日本半導体産業、復活のシナリオとは!?
【セカイ経済】(2022年4月27日)


 
 

【豊島晋作】中国 VS アメリカ!?米中半導体戦争を徹底解説!!
【セカイ経済】(2022年4月19日)


拙著記事案内

 
 「文藝春秋オピニオン2022年の論点100」という雑誌に、拙著記事『半導体不足にあえぐ自動車メーカーの敵』が掲載されました。
 
 紙の本なのでWebで読むことはできないのですが、書店に行かれましたら、ぱらぱらと見て頂ければ幸いです。
 


 
 日本、韓国、台湾、中国の4か国を「東アジア」と定義した場合、その東アジアが特徴的に強い産業が多数あります。それらを総合的にまとめた書籍が『東アジア優位産業』(中央経済社)です。
 
 私は、「第13章 半導体 メモリメーカーの飛躍的成長と中国の台頭」を分担執筆しています。
 
 著者割引で2割引きになるそうです。もし、ご所望の方がおられましたら、ご連絡ください。