《微細加工研究所》へようこそ

所長の湯之上隆(ゆのがみたかし)です。
 
半導体技術者と社会科学者の二つの経験を生かして、新聞や雑誌記事の執筆とコンサルタントを行っています。
 
半導体では、微細加工技術者として、16年間に渡り、研究、開発、量産、合弁会社、コンソーシアムのすべての組織に所属しました。
 
その後、5年間は大学で、技術者の視点から、半導体産業の社会科学研究を行いました。
 
趣味は、潜水回数2000本を超えるスクーバダイビング(インストラクター)と2013年から始めたヨガです。

 
  

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Facebookより抜粋

 New !!  【2020年1月26日】 メルマガ

 
 メルマガ『完全自動運転車時代のクルマ産業とは?』を配信しました。本稿では、レベル4~5の自動運転車には、どのような半導体が必要になるだろうかを考察しました。
 
 まず、5G通信を行うための最先端の微細化プロセスで製造された通信半導体が必要です。また、自動運転を行うための、これまた最先端の微細化プロセスで製造されたAI半導体が必要です。そして、ワーキングメモリとしてDRAMと、自動運転を行うためのOSや各種データをストレージするためのSSDが必要になります。
 
 それはどのくらいの規模になるのでしょうか?
 
 2019年12月11日~13日に開催されたSemicon Japanのシンポジウムで、米マイクロンが、レベル2の自動運転車に対して、レベル4または5の自動運転車では、DRAM搭載容量は10倍、NAND(つまりSSD)は100~150倍になると発表したそうです。
 
 筆者の試算では、車1台あたり、80GBの先端DRAMと100TBのSSDが必要という結果になりました。
 
 クルマメーカーが、TSMCとサムスン電子に頭を下げる時代が来るのではないか、と思われます。”ようこそ、シリコンサイクルの世界へ!”

メールマガジン 内側から見た「半導体村」 今まで書けなかった業界秘話

 


【2020年1月17日】 EE Times Japan

 
 3年ぶりに半導体売上高1位に返り咲いたインテルだが、依然として10nmプロセスが立ち上がらない上に、2年連続で150億ドル規模の設備投資を行っているにも関わらず、14nmプロセッサも満足に供給できていない。
 
 2016年Q3に世界で1.36億個出荷されたプロセッサは、2019年Q1に4800万出荷個少ない8800万個に落ち込んだ。そしてプロセッサ供給不足が原因で2019年はメモリの大不況を引き起こしてしまった。
 
 インテルの14nm工場はフル稼働なのに、なぜインテルはプロセッサを十分に供給できないのか? その原因の分析を『インテル、困ってる?』の記事で論じました。
 


【2020年1月15日】 講演予定

 
 2020年の講演予定を追加しました。


【2020年1月5日】 Japan Business Press

 
 インテルは2019年11月20日、PCメーカーやサーバーメーカーなどのプロセッサのカスタマーにあてた書簡「Intel Supply Update」を公表し、プロセッサの供給不足を謝罪するとともに、TSMCやサムスン電子に生産委託することによって供給量の増強を図ることを発表した。
 
 インテルは、2016年以降、10nmプロセスの立ち上げに失敗し続けており、その結果、14nm工場が過密状態となり、プロセッサの供給個数が減少し続けている。2019年夏に10nmプロセス立ち上げの目途が立ったと発表したが、結果から言えば、やっぱり10nmの量産がうまくいかなかったと思われる。
 
 インテルのプロセッサ出荷個数は、2016年第3四半期に約1.4億個だったが、今は8~9千万個しかない。つまり世界的に4~5千万個プロセッサが足りない。このプロセッサ不足を解消しない限り、メモリ不況が明けることは難しいだろう。新年早々、縁起でもない記事で申し訳ないが、これが現実なのだ。


【2020年1月4日】 EE Times Japan

 
 EE Times Japanが、『2019年の記事ランキング トップ10』を発表しました。
 
 それによると、拙著記事「日韓経済戦争の泥沼化、短期間でフッ化水素は代替できない」が1位にランキングされました。
 
 その他、6位と8位にも選ばれ、トップ10に3本の記事がランクインしました。
 
 2020年も、皆様に読まれる記事を書けるよう努力したいと思います。