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今週のお知らせ
New !! 【2023年11月30日】 メルマガ
『経営統合に失敗したキオクシアはどうなる?』と題する有料メルマガを配信しました。
キオクシアは東芝から売却されるときに6000億円の負債を背負わされました。また、キオクシアになってからの通算で4185億円の赤字となりました。加えて、設備投資に9400億円支出しています。
となると、キオクシアの負債は1.8兆円超と計算されます。
キオクシアはWDとの経営統合に失敗したため、銀行団からの1.9兆円の融資が幻になってしまいました。
キオクシアの財務事情は相当逼迫していると予想されますが、一体どうなるのだろうか?
【2023年11月27日】 朝日新聞インタビュー
朝日新聞11月24日のコラム『TSMCの衝撃④』に筆者のインタビューが掲載されました。朝日新聞によれば、大きな反響があったとのことです。

【2023年11月14日】 講演の予定と実績
講演の予定と実績を更新しました。
→ https://yunogami.net/achievement/lecture.html
【2023年11月8日】 JBpress
日本ビジネスプレスに、『キオクシアとWDの経営統合ならず、首を縦に振らなかったSKハイニックスの思惑』を寄稿しました。
キオクシアに間接出資しているSK hynixの野望はキオクシアを買収することにあります。そのため、キオクシアとWDの統合を容認できなかったのだと思います。
一方、WDはキオクシアと統合し、さらに米国としては、WD+キオクシア+Micronの統合を考えていたのではないか、と推測しました。
NANDメーカーの再編はこれで終わりではなく、今後も何かが起きると思います。
JBpress(Japan Business Press)
キオクシアとWDの経営統合ならず、首を縦に振らなかったSKハイニックスの思惑 水面下で火花を散らしたSKハイニックスとWD、背後には米国の野望?
【2023年11月6日】 EE Times Japan
EE Times Japanに「TSMCのウエハー出荷数に異変? 暗雲が立ち込める熊本工場の行く末」を寄稿しました。
TSMCは7nm以降を先端ノードと定義しています。2018年以降、7nmと5nmがTSMCの成長を牽引してききましたが、7nmが2022年Q3でピークアウトし、半減しています。このままいくと、7nmは消えるノードになるかもしれません。
TSMC熊本では、7nmの改良版の6nmの第2工場が建設されるようですが、もしかしたら(6nmを含む)7nmはつくるものがないかも知れません。TSMC熊本工場の行く末に暗雲が立ち込めてきたように思います。
EE Times Japan
【2023年10月23日】 ビジネスジャーナル
キオクシアとウエスタンデジタルが経営統合するようですが、この統合は実現しないと思います、という記事をビジネスジャーナルに寄稿しました。
https://biz-journal.jp/2023/10/post_360824.html
データマックス社 後編
データマックス社に寄稿した記事『日本が世界半導体産業ではたすべき役割とは 日本の製造装置のシェア低下が止まらない』の後編です。(2023/09/20)
https://www.data-max.co.jp/article/66443
ビデオニュース
「ビデオニュース」に出演しました。(2023/07/30)
テーマは『日本が半導体戦争に負けた理由と同じ過ちを何度も繰り返す理由』です。
次のサイトで、10分(無料)のダイジェスト版が視聴できます。
https://www.videonews.com/marugeki-talk/1164
キャノングローバル戦略研究所 動画
キャノングローバル戦略研究所の杉山大志氏が司会を務める動画に出演しました。(2023/07/10)
動画のサイトはこちらです。
→ https://cigs.canon/videos/20230710_7515.html
「東亜」
『東亜』という雑誌の2023年2月号に、「米国の半導体政策が世界にもたらす影響 - 厳しすぎる対中規制は台湾有事を誘発する - 」という記事を寄稿しました。
『東亜』の2月号は「半導体を巡る米中」をテーマに取り上げています。
日本、韓国、台湾、中国の4か国を「東アジア」と定義した場合、その東アジアが特徴的に強い産業が多数あります。それらを総合的にまとめた書籍が『東アジア優位産業』(中央経済社)です。
私は、「第13章 半導体 メモリメーカーの飛躍的成長と中国の台頭」を分担執筆しています。
著者割引で2割引きになるそうです。もし、ご所望の方がおられましたら、ご連絡ください。